鬼ばかりの鬼のすみか -13ページ目

ば、ばんめし~(涙)

今日は仕事が休みだから晩飯が食べれる(´ー`)





仕事があるときは帰ってくるのが遅く用意されていない(涙)






ばば様「ありゃりゃ、ご飯炊き忘れてたわ     (´ー`)」










まじかよ(´Д`;)






慌てて炊飯器を開けると茶碗一杯分だけ残っていた(汗)




時計を見るともう7時過ぎていた。




ばば様「今から炊いたら間に合わないね~」






妹様が仕事から帰ってきた。





ゆうすけ「ご飯ないで~」 と妹様に言うと、








妹様「なに~!仕事から帰ってきてお腹減ってるのにご飯ないのかよ(`Д´)」









ゆうすけ「弁当屋で弁当買ってくるわ(滝汗)」









妹様「いやじゃ~     ( ̄Д ̄)」








いやじゃ~って(´Д`)









俺は腹減ってるんだよヽ(`Д´)ノ








妹様が自分の部屋に駆け込んでいった。
そして、なにかを持って戻ってきた。









妹様「これ、これが食べたい(´ー`)」








ピザ屋のチラシをテーブルの上に叩きつけた。







俺は食べれたらなんでもいいよ~(´Д`)






妹様「ほれ!早く選べ!」 適当にピザを選ぶ。






妹様「おまえ、センスないな~」








ピザを選ぶのにセンスなんてあるのか(‘A`)



服のセンスがないのは自覚しているが(涙)







妹様「私はこれがいい!」




なんとかピザを選び終わる。






ゆうすけ「ほら、電話しろよ」







妹様「いや(`Д´)」






なんじゃそりゃ~(汗)




妹様「仕事で疲れてるねん!インターネットで注文しろや!」




インターネット?




確かにチラシにURLがあった。



さっそくインターネットでアクセスしてみた。




注文画面がでてきて、さっき選んだピザをクリックして選んでいった。





妹様「便利やな~(´ー`)」



とご機嫌な妹様だったが、俺の一言できれてしまった。





画面の右下にお届けまでの時間が表示されていた。




お届けまで一時間半



それを妹様に告げると












妹様「い、一時間半!!!!!!」













妹様「ピザー○お届け!ってどこまで届けとんねん(激怒)」







ゆうすけ「今忙しのとちゃうんか(鬼汗)」

ピザ屋をフォローしてみる俺。










ゆうすけ「やっぱり弁当屋がいいって」







妹様「いや!」 早くご飯食べたい(´Д`)





ゆうすけ「ご飯一杯だけ残ってるからそれ食べる」








妹様「今日休みのくせに先に食うんか(`Д´)」









働かず者食うべからずですか(泣)













このあとおかんが仕事から帰ってきて、







おかん「お好み焼きの配達で決定(`Д´)」






この一言でやっと晩飯が決まる。





キッチンを見ると、じじ様が炊飯器に残っていたご飯を
一人こっそりと食べていた(´□`;)

妹様が強くなった理由

妹様は最初から強かったわけではなく、
どっちかというと内気な女の子だった。





なぜ強く鬼になったのかお話します。






今から13年前までさかのぼる。




俺がまだ中学生で妹様はまだ小学生の時の話。


このときはまだ平和な家庭だった。




おやじは会社を経営していた。あまり儲かっていなかったが。

それでもまぁお金はあるほうだった。




しかし、不幸というものは突然やってきた。


おやじが取引していた会社が倒産。
その会社に現金ではなく約束手形で取引していたため、
おやじの会社に金が入ってこなかった。
その結果、









おやじの会社も共倒れ




そのあとは崖から転げ落ちるように人生の底まで落ちていった。


家や車など全て売却。




俺は子供ながらにもうだめだと思った。

妹様はいつも泣きじゃくっていた。




本当の地獄はここからだった。


おやじはすぐに仕事を探さなかった。


会社を経営していたプライドがあったのであろう。
その代わりにおかんが働きにいくようになった。
家がこんなに大変なのに、おやじは毎日酒を飲むだけだった。



このおやじの態度についにおかんがきれた。




夫婦喧嘩なんてものではなかった。殺し合いのようだった。


今ではおかんは笑い話として友達に話しているが、

俺と妹様は止めに入ることができないぐらい凄まじかった。

それが毎日だった。



そんな毎日が続いていたせいかおやじの頭がおかしくなりだした。



いつも、寝る前におやじが俺と妹様に












おやじ「お前らが寝たらガスの元栓開けて一家心中する」










と言い出すようになった。


でも、本当にすることはなかった。





俺と妹様の精神もおかしくなりかけていた。



次の日も次の日も毎日喧嘩。



そんな日が半年以上続いた。




そして事件は起こった。



おかん「たすけて~、殺される」







その声を聞いた俺は妹様を部屋に残し、おかんのもとに走った。




俺の目におかんがおやじに首を絞められている光景が飛び込んできた。



俺はおやじを止めに入っておかんから離そうとしていると、妹様が現れた。
















妹様「おまえなにしとるんじゃ~(`Д´)」





そう言っておやじの顔面をボコボコに殴っていた。



妹様の精神力が限界を突破した瞬間だった。




この事件のあとおかんとおやじは別居することになり、


おれと妹様はおかんと住むようになった。





そして、鬼が目覚めた妹様はどんどん強くなっていき現在に至る。





重苦しい話になってすいません。


今は平和に暮らしていますのでご安心を(´ー`)

俺は鬼たちのわがままを聞いていますが(涙)

ごくせんな人たち

今日は仕事が遅番で午後10時過ぎに帰ってきた。
玄関の扉を開けると、妹様の雄叫びが聞こえてきた(汗)







よく聴いてみると歌を歌っているようだ(´Д`)














妹様「ノ~モ~クライ   (´∀`)♪」















のりのりじゃないか(´□`)














ジャイアンリサイタルショー開催中ですか?(汗)

















恐る恐る階段をあがると、居間に、おかんと妹様とばば様がコタツに座っていた。










妹様「よ!暇人(´ー`)ノごくせん終わったぞ」








ゆうすけ「いつも観てないから別にいい」






妹様「あっそ!」






あっそって(´□`)





うちの家族はおかえりなさいとかないのかよ(汗)





うちの家族はごくせんが大好きだ。





なぜ好きなのか理由は




妹様曰く、やんくみが強くてかっこいいからだそうで(汗)



妹様は十分強いと思いますが(;´Д`)ノ





まだ強くなろうとされるのですか?(滝汗)






土曜はいつも遅番で帰るのが10時を過ぎてしまうのだが、



ごくせんの放送が開始してから一日だけ休みの日がある。




その日の恐怖体験をお話しましょう(涙)




ごくせんの放送時間が近づいてくると鬼たちが騒ぎ出す。




俺の隣の部屋から妹様の叫び声が聞こえてくる。



妹様「ごくせん始まるやんか~。お母さんごくせんにチャンネル   
   変えて~(`Д´)」






おかん「あ~!うるさいな~(`Д´)」




















妹様「それ4チャンやんけ~ごくせん10チャンヽ(`Д´)ノ」  










おかん「自分でやれ~(`Д´)」








こ、こえ~(´Д`)あわわわわわ!












バーン!!





扉が勢いよく開いた。





∑(´□`;)ひ~!






妹様「ごくせん、始まったぞ」




ゆうすけ「え~、いらんわ~」




妹様「なに?しょーもないやつやの(゜Д゜)」




そう言葉を残し扉を閉めた。



ごくせん観ないからってしょーもない人間かよ(泣)




この家はやんくみの住んでいる大江戸一家より怖いよ。


義理人情なんてまったくないよ(つA`)グスン





ごくせんを観ている鬼たちはとても静か。
いつもこうならいいのに(涙)



コーヒーでも飲もうと扉を開けると鬼たちがテレビの画面に
釘付けだった。
ドラマの後半でやんくみがチンピラをやっつけるシーンだった。





さすがに俺もやんくみはつえ~と思った。











妹様「やんくみみたいになろう(´ー`)」







前まで小悪魔になろうって言ってたのに(´Д`;)

お前の兄としてはどっちにもならないでくれ(涙)











鬼に何を言っても無駄

今日は仕事が休みだが用事がなく家にいた。


しかし、妹様も用事がなく家にいた(´Д`)



さて、今日は寒いし、家で一日ゲームでもするか(´∀`)
三国無双4をやっていると、
部屋の扉が勢いよく開いた(滝汗)













妹様「よ!暇人        (´ー`)ノ」












暇人って(汗)
妹様は俺を呼ぶとき、お前か暇人と呼ぶ。
お兄さんなんて言われたことない(泣)






ゆうすけ「勝手に部屋に入ってくるなよ(`Д´)」


妹様「うるさい!金持ちの家の人間か!」


意味がわからないよ。部屋に入るときはノックするでしょう?妹様。



ゆうすけ「何の用やねん」



妹様「DVD観るからPS2貸してくれ」



ゆうすけ「今ゲームしてるから無理」



妹様「DVD観るからPS2貸してくれ」



ゆうすけ「今ゲームしてるから無理(滝汗)



妹様「DVD観るからPS2貨してくれ」



俺の日本語通じてますか?妹様(鬼汗)



かたくなに拒否していると、














コンセントから電源コード抜こうとしているよ(滝汗)





ゆうすけ「ちょ、ちょっと待ってくれ!セーブさせてくれ(;´Д`)ノ」




妹様「10、9、8…」














カウントダウンかよ   (´Д`)





は、早くしないと、俺の戦いの歴史が消えちまう(´□`)









なんとか間に合う(ノ∀`)ふぅ~。





ゆうすけ「なんの映画観るねん」




妹様「はっとりくん(´∀`)」



ゆうすけ「はっとりくん?にんにん言ってろ(笑)」














妹様「しばくぞ!」








そう言うと、本棚に置いていたiPodを窓の外に投げようとした(鬼汗)


ゆうすけ「やめてくれ(´Д`)」


なんとか妹様の腕をつかみ阻止に成功。



妹様「暇人は黙って貸したらいいねん(`Д´)」



暇人にも人権を(涙)





妹様「暇やったら、昨日ひな祭りやのにケーキ食べてないから買ってきて」



また俺が買いに行くのか(´Д`)



ゆうすけ「買ってくるから金渡せ」




妹様「5000円札しかないから無理」



5000円あったら十分じゃないか妹様(‘A`)



結局俺の金で買うことになる(泣)



妹様「ついでにTUTAYAでCD借りてきて」



ゆうすけ「金は?」



妹様「借りるだけやん」













借りるだけって、おい(汗)
友達に借りるんじゃないぞ(´Д`;)



妹様「つけにしといて」




結局全部俺の金かよ_| ̄|○




鬼と休みがかぶるとろくなことがない。


鬼の目にも涙なんて大嘘

いつからおかんが鬼なのか考えてみると、
記憶にあるのは俺が5歳のころからだ。









5歳の俺は幼稚園に通っていた。



幼稚園への送り迎えは送迎バスが来てくれていた。

そのバスまではおかんが送り迎えしてくていた。


幼稚園からバスに乗って家の近くまで帰ってくると














おかんの姿がない      (´Д`)






幼稚園の先生「お母さんおらんね」

幼稚園の先生はびっくりしていた。


ゆうすけ「自分で帰れる(´ー`)」


家までの道はもう覚えていたので、
幼稚園の先生にそう言って帰った。


幼稚園の先生「本当に大丈夫?」


ゆうすけ「うん(´ー`)」


幼稚園の先生は心配そうだったが、


幼稚園の先生「気をつけて帰ってね」



ゆうすけ「ばいばい」


と言って家に向かった。


家に着くと呼び鈴に手が届かないので、
ドアを叩いた。




シーン。


無反応。



普通の子供ならもう泣いていただろう。しかし、

俺は何を思ったのか、おばあちゃんの家に行くことにした。




おばあちゃんの家まではかなり遠い。
自転車にまだ乗れなかったので歩いていくことにした。


そのころおかんは喫茶店でコーヒーを飲んでいたらしい(涙)




おばあちゃんの家は車でしか行ったことなかったが、
車の窓から見える景色を覚えていたので行くことができた。






おばあちゃんの家に着くころには、もう日が暮れて真っ暗だった。



おばあちゃんの家の扉を叩く。



シーン。



無反応(滝汗)









∑(´Д`;)エエ!!










誰もいない(鬼汗)



このときにはおかんが俺がいなくなったとおばあちゃんに言って、
おばあちゃんも俺を捜しに行っていた。



おかんたちが大慌てしているのをしらない俺は真っ暗な公園で遊んでいた。
すると、知らないおっさんが俺に話しかけてきた。

知らないおっさん「家まで送ったろか?」





もう見たまんま怪しいおっさんだった。



ゆうすけ「いらん(`Д´)」



と俺が言うと、





知らないおっさん「そうか~」





と言って消えて行った。



あとで考えるとおっさんについて行っていたらもう俺はこの世にはいてないと
思うと冷や汗がでる(´□`)





怖くなった俺は家に帰ることにした。







真っ暗な道を歩いていると、今まで泣くのを我慢していた涙が、
一気に目からあふれ出た。




泣きながら歩く俺。




しばらくそうして歩いているとパトカーが前から近づいてきた。


子供というのは不思議で、興味があるものが目の前にくると泣き止む。




パトカーは俺の前で止まった。




目の前にUFOが現れた気分だった。



パトカーのドアが開く。





宇宙人が出てくる    (´Д`;)アワワワワ!




子供だった俺はそう思った。でも、見えたのは人だった。

ドラマだったら、出てくるのはおかんで、
抱きしめあって終わりだろう。















しかし、

















パトカーから出てきたのは幼稚園の先生(汗)







幼稚園の先生が泣きながら俺を抱きしめてくれた。

パトカーの中で、
幼稚園の先生「みんな心配してるで」

と言った。

俺はパトカーに乗ったことに嬉しくて興奮していた。



家の前に着き、パトカーから降りると俺の目の前にたくさんの人たちがいた。




みんな俺を捜していたらしい。


そのたくさんの中から一人俺に向かって歩いてきた。














鬼の顔をしたおかんだ~(´Д`)










おかん「おまえ~、勝手にどこ行ってるんじゃ~(`Д´)」




涙の再会じゃね~のかよ(´Д`)



耳を引っ張られながら家につれていかれた。




このころからおかんは鬼だった。



過去も現在も未来もおかんは鬼のまま _| ̄|○


骨肉の争い

自宅の家の近くにケーキ屋がある。




ここのケーキがすごく




















すごくおいしいんですよ(ノ´ー`*)









店の扉を開けると、すぐに甘いいいにおいがする。




この店はかなり人気があり、いつもお客さんでいっぱいだ。
店の奥はイートインできる場所がある。
仕事がない日は大抵この店で好きな小説を読みながら、ケーキを
食べる(´ー`)




妹様とおかんと休みがかぶるとせっかくの休みがぶち壊しなので、
家に居たくなくここに逃げ込む(汗)
休みの日ぐらいゆっくりしたい。









今日も、ケーキ屋に逃げ込もうと家を出ようとすると

















妹様「おい、どこに行くねん(´∀`)」







ゆうすけ「ちょっとコーヒー飲みに(滝汗)」








妹様「一人でか?























    さびしいやつやな~(´ー`)」
















こういう傷つくことを平気で言うんですよ妹様は(´Д`)










ゆうすけ「違うわ~。一人がいいんじゃ~」
















妹様「無理するなって(笑)」









早く家から出たいヽ(Д`)ノ










妹様「ついでにケーキ買ってきてくれ(´∀`)」











ゆうすけ「また俺の金か~(`Д´)」





妹様「あほか!金渡すわ!」



と財布から俺に千円を渡した。



ゆうすけ「俺も買っていいんか(´∀`)ノ」














妹様「しばくぞ!














お前は自分で払え  (`Д´)」










たまには俺もおごってくれよヽ(´Д`)ノ




妹様「買ったらすぐに帰ってこいよ」



ゆうすけ「店でコーヒー飲ませてくれよ(;´Д`)ノ」




妹様「私もすぐ食べたいねん(`Д´)」




ゆうすけ「じゃー、自分で買いに行けよ(´□`;)」




















妹様「いや(`□´)」









時計を見る妹様(滝汗)














妹様「はい、今から10分」











10分って(´Д`)
絶対無理じゃん。






とりあえず走る俺(涙)






店に到着。
扉を開けるといつものいいにおい(*´ー`*)





ディスプレイに並ぶケーキたち。
ケーキも春の装いですな~(´∀`)





妹様、おかん、ばば様のケーキを決める。
適当じゃ~ヽ(Д´)ノ


千円になるように適当に決める。










俺のは一番おいしそうなのを選ぼうヽ(´∀`)ノ







時計を見るともう10分過ぎていた(鬼汗)





ケーキを持って家に急ぐ。





ゆうすけ「買ってきたぞ(;´Д`)ノ」




妹様「遅いな。まぁええわ。おつり渡せ」





ゆうすけ「おつりなんかないわ!」





妹様「レシート」




兄を疑うなよ(涙)




レシートをまじまじ見る妹様(汗)




妹様「この一番高いケーキ誰の?」





ゆうすけ「それ俺の(´ー`)」














妹様「じゃ~、それ私の(´∀`)」














∑(´Д`;)マジかよ!













ゆうすけ「ちょ、ちょっと待ってくれ!それ俺のって言ったやろ(汗)」







妹様「はぁ?なんか文句あるん?




















めめしいこと言ってるから彼女できへんねん(笑)」










もういいです(泣)
どうぞ食べて下さい(´Д)ノ







妹様「ケーキきたで~(´ー`)」






その声に鬼たちが集まってきた。




おかん「どれ、どれ」





ケーキが入った箱を開けると、妹様、ばば様、おかんの順に取っていった。







最後まで残ったケーキは














合計金額千円になるように適当に適当を重ねたどうでもいいケーキだけ箱の中に残っていた(‘A`)



類は友を呼ぶ。その2

焼肉の話の続き。






酒を飲みだすといきなり愚痴の言い合い。
俺には全く関係のない話(´□`;)
つ、つれ~。









無視してひたすら肉でも食うか。





ボタンを押し店員さんを呼ぶ。







おかん「牛タン、カルビ、はらみ」


かいさん「レバ~、にんにく。あと~」



おかん、かいさん「ビ~ル。以上」





俺も注文して~(´Д`)





でも肉くるからいっか。





肉到着。





カルビ、カルビヽ(´∀`)ノ




カルビを網に乗せていく。




焼けるのを待つ。






パクッ!






パクッってまだ生焼けじゃないか(汗)







かいさんがどんどん食べていく。






かいさん「私、肉生焼け派なんだよね(´∀`)」














次々と食べていく。







うお~いヽ(Д´)ノ







俺のカルビ一つもね~じゃないか(涙)







こうなったらひたすら飲んでやる。


というより早く帰りたい。








この俺の前で繰り広げられている地獄から逃れるために壁に目をうつした。






すると







壁に













焼酎魔王750円








とあった。








まさにこいつらふたりのことじゃないか!






心の中で笑っていた。







おかん「なんや~、焼酎飲みたいんか~」











ゆうすけ「い、いや。いらん」











魔王で笑ってたんや~。












おかん「おい、ボタン押せ~」









はい、喜んでっておい(`Д´)

俺はここの店員かよ(泣)













食うは飲むはしゃべるはすごいな。










まさに









化け物(つA`)グスン










俺が金払うんですけど(滝汗)









あと一人来るのにこんなにいっぱい食ってていいのかよ。
俺はあまり食べてないけど(泣)









おかん「お腹いっぱいになってきたわね」






かいさん「そうね。帰りましょうか」






おいおい。友達待ってやれよ。






しばらくすると、







おかんの友達登場(以下けいさんと省略)







けいさん「お待たせ」





おかん「あんた時間通りに来たことないわね」






けいさん「あんたらと違って忙しいのよ」









こ、こえ~(´□`)






けいさん「ボタン押して」








ゆうすけ「は、はい(´Д`)」

まだ、自己紹介してないんですけど(滝汗)






けいさんが加わったので愚痴ヒートアップ。
しかもふたりが話してたのをまた最初から。
し、死ぬ~(泣)









おかん「今度はふぐがいいわね~」




けいさん、かいさん「いいわね~」









( *∀)( *∀)( *∀)にやり













にやりって(鬼汗)
俺のほう見るなよ(´Д`)

そのあとびっしり二時間
化け物たちの愚痴を聞いた。


牛肉久しぶりなのにちっともうまくないよ(泣)
(つA`)とほほ





第3、第4の鬼

うちにはおかん、妹様のほかに忘れてはいけない鬼がいる。






















じじ様、ばば様!















第3の鬼、ばば様




俺が仕事が早番のときは夕方に帰ってくる。




玄関を開け、2階へ上がると真っ暗。



暗闇から俺を呼ぶ声がする。




















あわわわわ(´Д`;)










電気をつけると、ばば様がコタツに座っていた。






ゆうすけ「電気つけたらいいやん」
と俺が言うと、



















ばば様「電気代もったいない(´ー`)」















さ、さようでございますか(´□`;)





耳をすませば台所から音がする。










ジャバジャバジャバ!!!!!











台所を見に行くと、















∑(´Д`;)














蛇口から水が滝のように激しく出てるじゃないか!!!!


















ゆうすけ「水出しっぱなしやぞ」















ばば様「ありゃりゃ(´ー`)」














水道代もったいないよ(´Д`)















第4の鬼 じじ様













じじ様はいつもテレビを観ている。








し、しかし、
















テレビの音量ミュート(滝汗)













ゆうすけ「音聴こえてないで~」
と俺が聞くと
















じじさま「口の動きで言葉がわかる(´∀`)」




















ど、読唇術できるんですか~∑(´□`)



















テレビ画面を観てみると、そこには






















ど、動物番組じゃないか!!!!!















動物の気持ちもわかるんですか(‘A`)












彼らたちもまたある意味鬼なのである。




類は友を呼ぶ。その1

昨日はおかんの友達の家族と焼肉だ。
妹様は行かないと拒否。













俺は人見知りするほうでどんな人たちがくるのかドキドキした。












おかん「緊張せんでいいで。化け物が来るから(´∀`)」








化け物って(汗)











おかん「おそいなぁ。いつまで待たせるんや(`Д´)」











そう言うと、友達の携帯に掛けだした。











おかん「遅いな!走って来い(`□´)」









とおかんの友達に言った(´□`;)
本当に友達かよ…










10分後…








息を切らせておかんの友達登場!
おかんの友達(以下かいさんと省略)
























かいさん「つ、疲れた(´□`)」


本当に走ってきたらしい(‘A`)















おかん!あんたはやっぱり鬼だ(滝汗)












おかん「かいさん、遅いわ!帰るとこやったわ!」
いや、走ってきたんだから許してあげろよ(´□`;)










かいさん「ごめん、ごめん。あっこちらが息子さん?」





軽く会釈する俺。













おかん「そうそうこれがうちの息子」














かいさん「お母さんと違って素直そうな子じゃない」






















おかん「あれ?あんたの息子さんたちは?」



俺の素直そうな子のコメント無視かよ(涙)












かいさん「あっ、なんか口に口内炎できたみたいでこないのよ」

















∑(´□`;) に、逃げやがった(汗)









ちきしょう、俺も腹痛いって言って来なけりゃよかったよヽ(Д`)ノ










そして、焼肉屋に向かった。










向かったっておい!















ここ魚○じゃねーか(滝汗)




ゆうすけ「あ、あのう。ここ焼肉じゃないんですけど(・A・;)」












かいさん「あら?ここじゃなかったかしら」









予約してるんじゃないのか?







店を出てみると二軒隣の店に焼肉屋があった。








ゆうすけ「ここじゃないですか」









かいさん「あ、ここ。ここ」 なんとか店に到着。












店員さん「何名様ご来店ですか?」








おかん「四名!」 四名って?三人ですけど?









ゆうすけ「三人じゃないの?」







おかん「あと一人来るのよ。化け物が」








あんたの友達全員化け物かよ(´□`;)









席に着く一同。








かいさん「今日わりかんよね?」











えっ?俺が全部出さなくていいのヽ(´∀`)ノ








おかん「わりかんじゃないわよ」











∑(´□`)なに~?










おかん「うちの息子が おごってくれるらしいの」










かいさん「え~!悪いわね(´∀`)」







悪いと思うなら断ってくれヽ(`Д´)ノ






地獄の晩餐スタート(´Д`)









おかん「ボタン(店員さんを呼ぶボタン)押して」









あせあせとボタンを押す。









かいさん「灰皿とって」









あせあせと灰皿を渡す。












店員さん「ご注文の方は?」











おかん「そうね。とりあえずビール」



かいさん「私もビール」





ゆうすけ「カルピスサワー」




おかん「なんでカルピスサワーなんてたのむねん(`Д´)」





ゆうすけ「ビール飲めないんだよ」




ふたりが睨んでくる(汗)
帰りたい(つ□`)グスン







飲み物がきて、とりあえず乾杯。







おかんとかいさんの愚痴の言い合いスタート。

俺いらんやん。


つづく…






































弱肉強食

明日はおかんの友達の家族と焼肉を食べに行く。
一度も面識のない人たちと食事をするのは、内気な俺にはきつい。




































なんで俺も一緒に食べにいかなきゃならんのだ(´□`)

思い出した金を払うためだ(‘A`)












今日は電車通勤だ。
チャリ通勤はさすがに辛くなってきた。







帰宅途中の電車の中でふと考えた。































服装はやっぱり小奇麗なほうがいいか(´Д`)









小汚い格好で行ったらやっぱり軽蔑の目で見られそうで怖い。
そうだ






















この前買ったユナイテ○ドアローズの服を着ていこう(*´ー`*)







問題は解決した(´ー`)







駅に着き、改札を出ると、光に集まる虫のように
自販機の明かりに向かった。





明日の焼肉代のために
今日の晩飯は

















コーンのいっぱい入ったコンポタージュスープ(涙)
























一本では腹が減るので贅沢に二本(大泣)














侘しいの~(´Д`)
てくてく家まで歩いているとコンビニの前を通った。






おにぎり二個買えばよかったヽ(□`)ノ






家に着き、食い物がないか一応物色。
やはりない(涙)




コーヒーでも飲もう。
テーブルのイスに腰掛けて飲んでいると



三階からなにやら袋を持って妹様が降りてきた。

























妹様「ほれ、買ってきたぞ(´∀`)」















ドサッ!
















妹様が持っていた袋を俺の前に投げてきた(汗)
手渡ししろよ。

そ、それより買ってきたって何を買ってきたんだ(・∀・;)





恐る恐る袋の中を覗き込むと…















なっ!




















なんと!!






















小奇麗な服が2着入っているじゃないですか(ノ∀`*)















悪魔のような妹様からプレゼントが貰えるなんて、





















我が人生に一遍の悔いなし!





























って、おい(`Д)ノ∑























手を差し出すなよ(滝汗)


















ゆうすけ「い、いくらしたん?」



















ニヤリ( *∀)






















ニヤリっておい(滝汗)
























妹様「二万円なり~(´∀`)」







本当にこの服が二万もするのか?(汗)




お金を渡すのを躊躇していると






妹様「明日着ていく服ないと思っておまえのために買ってきたんやぞ」











妹様なりに兄のことを考えて買ってきてくれたんだろう。
財布から二万を渡した。





















妹様「まいど~(´∀`)」
金を握り締めて三階の自分の部屋に戻っていった。









本当に二万もするのか疑って服を見ていると
次におかんが降りてきた。














おかん「よかったな。


















それセールで




















2着で6800円」















∑(´□`;)ぼったくりじゃないか~!





怒り心頭に妹様の部屋の扉を開けた。





ゆうすけ「おまえ嘘つくなや~(`Д´)」






















妹様「だまされるやつが悪いんじゃ~(`□´)」






∑(´Д`;)エエ!


いや、だますやつが悪いことぐらい幼稚園の子でも知ってるぞ。妹様よ(涙)







そう我が家はだますかだまされるか、食うか食われるかの
弱肉強食の世界。